大分県の高崎山自然動物園には、数百頭もの野生のニホンザルが暮らしており、群れの頂点に立つボスザルが注目を集めています。
高崎山の猿のボスは現在誰なのか、どのように順位が決まるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は、高崎山には複数の群れがあり、それぞれに序列1位のサルが存在しています。
過去には伝説的な活躍をしたベンツや、史上初めてメスでトップに立ったヤケイなど、個性的なサルたちが話題になりました。
この記事では、2026年時点のボスザルの名前と特徴、歴代の有名なサル、順位の決まり方、実際に見学する際のポイントまで詳しく解説します。
高崎山の猿のボスは誰?2026年の序列1位を7つの視点で解説
高崎山の猿のボスについて調べると、オオムギやナルト、ヤケイなど、さまざまな名前が登場します。
これは高崎山に複数の群れが存在し、時期によって序列1位のサルが入れ替わっているためです。
2026年現在はB群とC群の2つの群れが中心となっており、それぞれ異なるサルがトップに立っています。
まずは現在の序列1位と、それぞれのサルがどのような経緯で頂点に立ったのかを詳しく確認していきましょう。
2026年現在のボスはオオムギとナルト
2026年10月時点で、高崎山自然動物園の公式サイトに掲載されている序列1位のサルは、B群のオオムギとC群のナルトです。
高崎山には現在2つの群れが存在するため、園全体を統率する1頭のボスがいるわけではありません。
それぞれの群れで異なる順位関係が成立しており、B群ではオオムギ、C群ではナルトが第1位となっています。
どちらもオスのニホンザルですが、トップに立つまでの経緯や個性には違いがあります。
特にナルトは2026年に新しく第1位となったサルであり、現在の高崎山を知るうえで注目したい存在です。
| 項目 | B群 | C群 |
|---|---|---|
| 現在の第1位 | オオムギ | ナルト |
| 性別 | オス | オス |
| 第1位就任 | 2024年4月 | 2026年4月 |
| 代数 | 第20代 | 第15代 |
| 特徴 | 2つの群れでトップを経験 | 移籍後約11か月でトップに就任 |
| 2025年12月時点の群れの頭数 | 514頭 | 246頭 |
なお、群れの頭数は出生や死亡、移籍などによって変化するため、表の数字は2025年12月23日に公表されたものです。
最新の序列や個体数については、訪問前に高崎山自然動物園の公式情報を確認することをおすすめします。
B群のボス「オオムギ」の特徴とプロフィール
オオムギは、高崎山のB群で第20代第1位となったオスザルです。
2024年4月15日に実施された順位確認の結果、第1位に認定され、同年4月20日に就任式が開かれました。
オオムギの大きな特徴は、過去にC群でも第1位を経験しており、異なる2つの群れで頂点に立ったことです。
この記録を達成したのは、伝説のボスザルとして知られるベンツに続いて、高崎山史上2頭目となりました。
長い期間をかけて異なる群れで順位を上げた経歴から、高崎山の歴史に残る存在として注目されています。
ちなみにオオムギという名前は、コムギやハトムギなど、家族に関連した名前を付ける高崎山の命名方法に由来しています。
C群のボス「ナルト」の特徴とプロフィール
ナルトは、2026年4月24日にC群の第15代第1位に就任したオスザルです。
就任当時は20歳で、頭の毛が渦を巻くような特徴的なつむじを持っていることから、ナルトという名前が付けられました。
現地の報道では、比較的温厚で優しい性格のサルとして紹介されています。
ナルトはもともとB群に所属しており、2025年5月にC群へ移籍したという経歴を持っています。
移籍から約11か月という短期間で第1位になったことも、大きな話題となりました。
新しい群れで急速に順位を上げた珍しい例として、今後の行動にも注目が集まっています。
かつて存在したA群のボスはどうなった?
高崎山には現在のB群とC群だけでなく、かつてA群という大きな群れも存在していました。
1953年に高崎山自然動物園が開園した当初はA群だけで、その後、個体数の増加などに伴ってB群とC群が分かれて誕生しました。
しかし、A群は2002年6月1日を最後にサル寄せ場へ姿を見せなくなり、現在は観光客が継続して観察できる群れではありません。
A群が姿を消すまでには、ほかの群れとの力関係やサル寄せ場をめぐる争いなど、複雑な経緯がありました。
そのため、現在の高崎山を訪れる際には、A群のボスを探すのではなく、B群とC群の序列1位に注目することになります。
A群の歴史については、おさる館の展示などでも詳しく紹介されています。
ナルトが約11か月で第1位になった理由
ナルトが短期間でC群の第1位となった背景には、もともと上位にいたオスザルたちの移籍が関係しています。
ナルトがC群へ移った当時、上位にはスケサン、ヨッシー、タツヤという3頭のオスザルがいました。
ところが、この3頭は次第にB群で過ごす時間が長くなり、2026年2月頃にはC群へ戻らなくなりました。
高崎山自然動物園では、その後の状況も観察したうえで、ナルトをC群第15代第1位と認定しました。
つまり、ナルトが短期間でトップになったのは、単純に先輩のサルをすべて力で倒したからではありません。
上位のサルが群れを離れたことで順位が繰り上がったという事情があり、サル社会の複雑さがよく分かる出来事といえるでしょう。
B群とC群ではどちらの勢力が強い?
高崎山のB群とC群を比較すると、近年はB群の方が個体数の多い群れとなっています。
2025年12月23日時点の公式発表では、B群が514頭、C群が246頭で、両群を合わせて760頭となっています。
頭数だけを比較するとB群はC群の約2倍であり、群れの規模には大きな違いがあります。
ただし、個体数が多いからといって、B群の第1位であるオオムギがC群のナルトより必ず強いという意味ではありません。
順位はそれぞれの群れの内部で成立するものであり、異なる群れの第1位同士を単純に比較することはできないためです。
また、サル寄せ場への出現状況も季節や自然の食物の量によって変化するため、観光客が目にする群れの様子は日によって異なります。
高崎山では「ボス」より「第1位」という呼び方を使う
一般的には群れの頂点に立つサルをボスザルと呼びますが、高崎山では現在、正式な案内で「第1位」という表現が使われています。
もともとはトップのオスザルをボスやアルファオスと呼んでいましたが、人間が想像する強いリーダー像と実際のサル社会には違いがありました。
さらに2021年にはメスのヤケイがB群のトップとなり、オスだけを前提とした呼び方では実態を表せなくなりました。
そこで高崎山自然動物園は、ヤケイの就任に合わせて、群れのトップを「第1位」と呼ぶようにしたと説明しています。
つまり、観光客が使うボスザルという言葉と、公式に使われる第1位という言葉は、おおむね同じ対象を指しています。
ただし、実際には群れのすべてを命令によって統率する存在というより、群れの中で最も高い順位にある個体と理解すると正確です。
高崎山のボスザルが決まる仕組みと順位交代の理由
高崎山のサル社会では、群れの順位が必ずしも戦いの強さだけで決まるわけではありません。
特にオスザルの場合、群れに所属している期間の長さが順位に大きく関係しています。
しかし、上位のサルが群れを離れたり、メスザルとの関係が変化したりすることで、予想外の順位交代が起こる場合もあります。
ここでは、高崎山で実際に観察された出来事を交えながら、ボスザルの決まり方を解説します。
オスザルの順位は群れにいる期間の長さが重要
高崎山のニホンザルでは、オスザルの順位は基本的に、その群れで過ごしてきた期間の長さと関係しています。
一般的にニホンザルのオスは成長すると生まれた群れを離れ、別の群れへ移動する習性があります。
高崎山自然動物園のスタッフブログでも、オスザルの多くが3〜4歳頃に生まれた群れを離れると説明されています。
新しい群れへ入ったオスザルは、以前どれほど高い地位にいても、新入りとして低い順位から始まるのが基本です。
その後、長く群れに所属しているうちに、上位のサルが離脱するなどして順位が上がる場合があります。
このような仕組みを知ると、ボスになるためには力だけでなく、群れの中で長く生活することも重要だと分かります。
ピーナッツテストでサルの優劣を確認する
高崎山には、サル同士の順位を確認するために「ピーナッツテスト」という独特の方法があります。
これは2頭のサルの間にピーナッツを置き、どちらのサルが取るかを観察するものです。
一般的には、相手より優位なサルがピーナッツを取るため、両者の力関係を判断する手掛かりになります。
実際に2024年4月15日には、B群のトップを決めるため、オオムギとヤケイの間でピーナッツテストが実施されました。
その結果、5回中4回オオムギがピーナッツを取り、オオムギの方が優位であることが確認されました。
ただし、1回の行動だけでサルの序列を完全に判断できるわけではなく、園では日常的な行動や群れの状況も踏まえて順位を確認しています。
| 確認する項目 | 内容 |
|---|---|
| 使用するもの | ピーナッツ |
| 方法 | 2頭のサルの間にピーナッツを置く |
| 判断材料 | どちらがピーナッツを取るか |
| 2024年の事例 | オオムギが5回中4回取得 |
| 結果 | オオムギがB群第1位に認定 |
ボスが別の群れへ移ると順位はどうなる?
高崎山では、ボスザルが別の群れへ移ると、それまでの順位をそのまま引き継ぐことはできません。
例えば、ある群れで第1位だったオスザルが別の群れに入った場合でも、新しい群れでは新入りとして低い立場になります。
これはサルの順位が園全体で共通のものではなく、それぞれの群れの中で成立しているためです。
実際にオオムギは2016年にC群の第1位となったものの、その後B群へ移籍し、新しい群れで時間をかけて順位を上げました。
そして2024年、ついにB群でも第1位となり、2つの群れでトップを経験する珍しい記録を達成しました。
一方で、元の群れで上位だったサルが離れることで、残されたサルの順位が繰り上がることもあります。
メスザルが第1位になることもある
高崎山では長年、群れのトップにはオスザルが就くという認識が一般的でした。
しかし2021年7月30日、B群のメスザルであるヤケイが、史上初めて群れの第1位となりました。
ヤケイは以前から群れの中で強い存在感を示しており、当時第1位だったオスザルのナンチュウを組み伏せたことが大きな転機となりました。
その後も優位な関係が続いたため、園はヤケイが新しい第1位になったことを正式に認めました。
この出来事は、それまでの高崎山の序列の常識を変える珍しい事例として、多くのメディアで取り上げられました。
ニホンザルの社会は単純な年功序列や腕力だけでは説明できず、個体同士の関係性によって変化することが分かります。
高崎山で語り継がれる歴代の有名なボスザル
高崎山自然動物園では、1953年の開園以来、多くの個性的なボスザルが誕生してきました。
中でも初代のジュピター、伝説のベンツ、史上初のメスの第1位となったヤケイは、高崎山の歴史を語るうえで欠かせない存在です。
歴代のサルたちの行動を振り返ると、群れの移動や順位争いだけでなく、意外な社会性も見えてきます。
ここでは特に有名なサルたちのエピソードを紹介します。
初代ボス「ジュピター」は高崎山の歴史を築いた存在
ジュピターは、高崎山自然動物園の開園当初からA群の第1位だったオスザルです。
高崎山の初代ボスとして知られ、現在でも歴史を紹介する際に重要な存在として扱われています。
ジュピターは非常に気性が荒い一方で、優しい一面も持ち合わせていたと伝えられています。
野生のサルを餌付けして観光資源にする取り組みが始まった時代に、群れの中心的な存在として注目されました。
高崎山のおさる館には初代ボスのジュピターを紹介するコーナーがあり、その歴史を学ぶことができます。
現在のオオムギやナルトを見る前にジュピターのことを知っておくと、高崎山のサル社会が長い歴史の中で変化してきたことを実感できるでしょう。
伝説のボス「ベンツ」は2つの群れを制した
高崎山の歴代ボスの中でも、特に有名な存在がベンツです。
ベンツはB群で第1位となった後、別の群れに移り、最終的にはC群でも第1位になったという異例の経歴を持っています。
異なる2つの群れでトップになったのは高崎山史上初のことで、その記録は2024年にオオムギが達成するまで唯一のものでした。
また、ベンツは過去に大きな群れとの争いで活躍したと伝えられており、強さと行動力を兼ね備えた伝説的な存在として知られています。
2013年には一度行方不明になったものの、発見されて高崎山へ戻り、群れのトップに復帰したことも大きな話題となりました。
しかし同年12月に再び姿を消し、2014年1月には高崎山自然動物園によって死亡したと判断されました。
その功績をたたえて名誉ボスの称号が贈られており、現在でも高崎山を象徴するサルの1頭として語り継がれています。
史上初のメスのボス「ヤケイ」が起こした革命
ヤケイは、高崎山自然動物園の長い歴史の中で、初めてメスとして群れの第1位に立ったサルです。
2012年7月に生まれたヤケイは、2021年に母親のビケイとの争いで優位に立ち、B群のメスザルの第1位となりました。
その後、上位のオスザルに対しても強い態度を示すようになり、同年6月には当時のトップだったナンチュウを組み伏せました。
この結果を受け、2021年7月30日にB群第18代第1位として正式に認められています。
しかし、ヤケイの地位は永久に続いたわけではなく、2023年にはゴローとの優位関係が逆転して第1位の座を譲りました。
さらに2024年にはオオムギとの順位確認が行われ、ヤケイは再びトップになることはできませんでした。
それでもメスザルが群れ全体の第1位となった事実は、高崎山の歴史に残る大きな出来事です。
歴代ボスザルの名前と就任時期を一覧で比較
高崎山では、これまでに多くのサルがB群やC群の第1位を経験してきました。
特に2010年代以降は、ベンツやオオムギのように複数の群れを経験したサルが注目されています。
また、ヤケイのように従来の序列の常識を変えたサルも現れ、群れの歴史は大きく変化しました。
以下では、代表的な歴代のボスザルと、その主な出来事を時系列でまとめています。
| サルの名前 | 所属した群れ | 主な出来事 |
|---|---|---|
| ジュピター | A群 | 開園当初の初代ボス |
| ベンツ | B群・C群 | 2つの群れで第1位を経験 |
| オオムギ | C群 | 2016年に第1位就任 |
| ヤケイ | B群 | 2021年に史上初のメスの第1位就任 |
| ゴロー | B群 | 2023年に第19代第1位就任 |
| スケサン | C群 | 2023年に第14代第1位就任 |
| オオムギ | B群 | 2024年に第20代第1位就任 |
| ナルト | C群 | 2026年に第15代第1位就任 |
なお、上記は歴代の全個体を掲載したものではなく、特に話題となったサルを抜粋した一覧です。
歴代ボスの写真や詳しい歴史を知りたい場合は、高崎山のおさる館にある資料展示を見学すると理解が深まります。
高崎山でボスザルを見分けるための観察ポイント
高崎山自然動物園では、サルが柵のない自然に近い環境で生活しているため、群れの行動を間近で観察できます。
しかし、数百頭ものサルの中からボスザルを自分で見つけるのは、決して簡単ではありません。
体が大きいサルや堂々と歩くサルが、必ずしも群れの第1位であるとは限らないためです。
ここでは現地でボスザルを探す際に役立つポイントと、観察時の注意点を解説します。
スタッフの説明や案内表示から探す
高崎山でボスザルを確実に見つけたい場合は、まず現地スタッフの説明や案内表示を確認するのがおすすめです。
高崎山自然動物園では、各群れの上位のサルについて名前や特徴が紹介されることがあります。
また、スタッフは日頃からサルの行動を観察しているため、観光客には分かりにくい個体の違いについても詳しく把握しています。
現在のB群第1位はオオムギ、C群第1位はナルトなので、その名前を覚えてから訪問すると観察しやすくなります。
特にナルトは頭の毛の渦巻いた形が名前の由来となっているため、個体を識別する際の手掛かりになります。
ただし、顔や体格だけでは似た個体との区別が難しいため、迷った場合はスタッフに確認するとよいでしょう。
サル同士の行動から順位関係を観察する
ボスザルを探す際には、個体の見た目だけでなく、ほかのサルとの関わり方にも注目してみましょう。
例えば、あるサルが近づいたときに別のサルが場所を譲ったり、一定の距離を取ったりする行動は、優位関係を考える手掛かりになります。
また、毛づくろいや接近した際の反応などにも、群れの社会関係が表れることがあります。
ただし、1回の行動だけで序列1位と断定することはできません。
サル同士の関係は性別や年齢、血縁関係、個体同士の相性などによっても異なるためです。
群れ全体の動きを落ち着いて観察すると、単純な強さだけでは説明できないニホンザルの社会性が見えてくるでしょう。
エサの時間は群れの動きを観察するチャンス
高崎山では、サル寄せ場で定期的にエサが与えられており、多くのサルが集まる様子を観察できます。
公式案内によると、小麦のエサは原則として毎時0分と30分の30分間隔で与えられています。
さらに、サツマイモのエサやりも行われており、サルたちが活発に動く場面を見ることができます。
エサの時間には複数のサルが同時に行動するため、個体同士の距離感や反応を比較する機会にもなります。
ただし、エサの時間や内容は季節、イベント、サルの出現状況によって変更される場合があります。
ボスザルが必ず姿を見せるとは限りませんが、普段より多くのサルの行動を観察できる機会としておすすめです。
サルと安全な距離を保って観察する
高崎山のサルは人間に慣れていますが、飼育施設の中にいる動物ではなく、野生のニホンザルです。
そのため、ボスザルを近くで見たいからといって、無理に接近したり、触ろうとしたりすることは避けましょう。
特にサルの目をじっと見つめる行為は、威嚇と受け取られて攻撃的な反応を引き起こす可能性があります。
また、食べ物を与えることも禁止されており、サルが人間にエサを要求するようになる原因となります。
高崎山自然動物園では、触らない、目を見つめない、急に近づかない、からかわない、食べ物を与えないという5つのルールを設けています。
これらを守りながら観察することが、サルに負担をかけず、安全に楽しむための基本です。
| やってはいけない行動 | 主な理由 |
|---|---|
| サルを触る | サルが嫌がり、攻撃する可能性がある |
| 目をじっと見つめる | 威嚇と受け取られることがある |
| 急に近づく | サルが驚いてしまう |
| からかう | 興奮や攻撃につながる |
| 食べ物を与える | サルの健康や行動に悪影響が出る |
高崎山で猿のボスに会うための観光ガイド
高崎山のボスザルを実際に見たい場合は、サルの出現時間や施設の利用方法を事前に調べておくと安心です。
高崎山のサルは野生動物なので、動物園に到着すれば必ず目的のサルに会えるとは限りません。
また、季節によって山の食物の量やサルの行動が変わるため、出現する群れや時間帯にも違いがあります。
ここでは、見学に適した時間の考え方や料金、アクセス方法などを紹介します。
ボスザルを見るなら午前と午後のどちらがよい?
高崎山自然動物園の公式案内では、サル寄せ場にはおおむね午前中にC群、午後にB群が出現すると説明されています。
そのため、C群のナルトを見たい場合は午前中、B群のオオムギを見たい場合は午後が一つの目安になります。
ただし、サルは自然の中で生活しているため、この時間帯に必ず現れるという保証はありません。
特に山の中に食べ物が豊富にある時期は、サル寄せ場に降りてこない時間や日が発生することがあります。
実際に高崎山の公式資料でも、秋に山の食物が豊富だったため、サルの出現が少なくなった事例が紹介されています。
訪問する当日は、公式サイトのトップページにあるサルの出現状況を確認するか、園へ問い合わせるとよいでしょう。
| 見たいサル | 所属 | 見学時間の目安 |
|---|---|---|
| オオムギ | B群 | 午後 |
| ナルト | C群 | 午前 |
なお、この表は通常の出現傾向を示したものであり、実際の出現時間を保証するものではありません。
高崎山自然動物園の入園料金と営業時間
高崎山自然動物園の通常営業時間は9時から17時までで、最終入園は16時30分です。
基本的に定休日はありませんが、悪天候などの事情で臨時休園する場合があります。
公式サイトに掲載されている一般の入園料金は500円、高校生等は250円、小学生未満は無料となっています。
なお、高校生等には小学生や中学生も含まれ、大分市内の小中学生には無料となる制度があります。
ゴールデンウィークやお盆などには営業時間が変更されることもあるため、訪問前に最新情報を確認してください。
通常の入園料とは別に、園内の移動に利用できるさるっこレールの料金も設定されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00〜17:00 |
| 最終入園 | 16:30 |
| 定休日 | 原則なし |
| 一般入園料 | 500円 |
| 高校生等 | 250円 |
| 小学生未満 | 無料 |
| さるっこレール一般往復 | 160円 |
| さるっこレール高校生等往復 | 80円 |
高崎山自然動物園へのアクセス方法
高崎山自然動物園は、大分県大分市神崎にあり、大分市と別府市の境界付近に位置しています。
公共交通機関を利用する場合は、大分駅前からバスに乗り、高崎山バス停で下車する方法があります。
大分市の案内では、大分駅前からのバス移動時間は約25分とされています。
車の場合は大分駅周辺から約20分が目安ですが、道路状況や混雑によって変わります。
園には有料駐車場が用意されており、普通車の駐車料金は公式案内で420円となっています。
また、入園口からサル寄せ場までは徒歩約6分ですが、坂道があるため、歩くのが大変な方はさるっこレールを利用すると便利です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 大分県大分市神崎3098-1 |
| 大分駅からのバス | 約25分 |
| 大分駅からの車 | 約20分 |
| 最寄りバス停 | 高崎山 |
| サル寄せ場まで | 入園口から徒歩約6分 |
| 普通車駐車料金 | 420円 |
| 公式電話番号 | 097-532-5010 |
歴代のボスを知りたいなら「おさる館」もおすすめ
高崎山を訪れるなら、実際のサルを観察するだけでなく、おさる館の展示も見学してみましょう。
おさる館には高崎山の歴史やニホンザルの生態を紹介する資料があり、現地での観察をより楽しむための知識を得られます。
特に2階のおさる資料室では、歴代のアルファオスの写真や初代ボスのジュピター、伝説のベンツに関する展示を見ることができます。
また、かつて存在したA群がサル寄せ場に現れなくなるまでの歴史についても紹介されています。
現在のオオムギやナルトがどのような社会の中で生活しているのかを理解するうえでも、歴代ボスの記録は参考になります。
時間に余裕がある場合は、おさる館で高崎山の歴史を学んでから、実際のサル寄せ場で観察を楽しむのもおすすめです。
まとめ
高崎山の猿のボスは、2026年10月時点でB群のオオムギとC群のナルトです。
高崎山には現在2つの群れが存在し、それぞれに序列1位のサルがいるため、園全体に1頭だけのボスがいるわけではありません。
オオムギは2024年にB群の第1位となり、伝説のベンツに続いて2つの群れでトップを経験したサルとして知られています。
一方、ナルトは2026年4月にC群の第1位となり、移籍から約11か月でトップに上り詰めた珍しい経歴を持っています。
また、高崎山では過去にジュピターやベンツ、史上初のメスの第1位となったヤケイなど、多くの個性的なサルが活躍してきました。
サルの順位は単純な腕力だけではなく、群れに所属した期間や個体同士の関係、上位のサルの移籍などによって変化します。
高崎山自然動物園を訪れる際は、公式サイトで当日のサルの出現状況を確認し、スタッフの説明を聞きながら観察すると、ボスザルを見つけやすくなります。
ぜひ歴代のボスザルの歴史にも注目しながら、高崎山ならではの野生のニホンザルの社会を楽しんでみてください。

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